PATENT
特許・実用新案
画像デザインの活用1. 画像デザインの保護対象の拡充従前の意匠法では、画像デザインについては機器の操作画面のように、機器つまり物品そのものに記録された画像であり、かつ一部の例外を除いて、物品そのものに表示される画像のみを保護対象としていました。しかし近年、クラウド上に保存されネットワークを通
(1)はじめに「玩具は、子どもにとって芸術への最初の入門であり、更に言えば、むしろ芸術の最初の実現でもある。」と、ある詩人が詠んだように、玩具は少年少女時代を形成する夢の道具といえます。大人になっても、なお惹きつけられる娯楽でもあり、「単なる遊び道具」の一言だけでは語れない奥深さがあ
(1)製品の輸出・販売先の各国での実施を確保する属地主義(各国の法律適用範囲はその国の領域に限定されるという主義)意匠権は国ごとに成立し、原則として登録を受けた国に限り効力が及びます。日本で意匠権を取得した場合、効力が及ぶのは日本国内に限られます。したがって、中国やア
1.直接出願意匠権を取得したい国ごとに直接出願することができます。直接出願の場合、出願する国ごとに、その国の言語、出願様式で出願書類を作成しなくてはならないこと、出願後の管理(住所変更等の手続き、更新手続き等)も各国ごとにする必要がありますので、手間がかかるというデメリッ
主な出願国と外国意匠制度(欧州)1.保護対象と存続期間(1)意匠の定義意匠は「製品の全部または部分の外観…」と定義され、部分意匠も保護の対象となっています。アイコン、タイプフェイスや、ロゴ、グラフィックキャラクター、ビルディング、店舗デザインなど保護対象は
(1)はじめに日用品はスーパー、ドラッグストア、コンビニ、百貨店といった店舗のみならず、インターネットを通じたオンラインショッピングを提供する事業者により、時間や場所を問わず、いつでも購入できる身近な存在です。外国人旅行者においては、「健康グッズ・トイレタリー」が買物にお
新規性喪失の例外手続きについて意匠について登録を受けようとする場合、当該意匠は新規性・創作非容易性を有している必要があります。よって、意匠出願より前に公開された意匠は原則意匠登録を受けることができません。しかしながら、出願準備が間に合わず、先に展示会で公開してしまった
意匠における文字について世の中には、文字の付された物品が多く存在します。目を惹くように図案化したり見やすくしたりと、物品に付す文字の創作には労力が掛っています。それでは、とあるデザインの物品に、文字を書き入れたとします。従前の物品と異なる点は文字が付されていることのみ
意匠調査とはこのページでは意匠調査について紹介します。意匠調査:公開データベース(主にJ-plat-patと呼ばれるサイト)を活用し、自社のデザインに類似の先行登録意匠の有無や、登録意匠と自社のデザインを比較して、登録可能性や侵害リスクの有無を調査することです。
意匠登録出願の分割について意匠登録出願では、二以上の意匠を含む意匠登録出願の一部を分割して、別の意匠登録出願とすることができます。本記事では、分割出願の制度の概要、分割出願の要件、分割出願の手続きで必要な知識等をご紹介します。1.意匠登録出願の分割についての意